実在する企業や金融機関をかたり、フィッシングサイトへ誘導する「フィッシング詐欺」が多く発生しています。
フィッシング詐欺とは、実在する企業やサービスを装ったメールを送りつけ、登録情報の確認などの名目で、IDやパスワード、クレジットカード番号などの個人情報を窃取する悪質な詐欺です。怪しいメールを受け取ったら、メールを開かずにすぐに削除しましょう。
フィッシング報告件数は2018年3月に1,908件と倍増、翌月4月に1,897件、そして5月に2,701件と、段階的に増加している。
フィッシングメールには、「メンテナンスのため」「本人確認のため」「アカウント情報を更新するため」などの理由に、IDやパスワードを入力するサイトで誘導するものが多いです。
下記は、BIGLOBEを狙ったフィッシングメールの例です。このようなメールが来た時は要注意です。
記載されているURLは偽装されていることも多く、見かけ上は正しいURLの場合もあります。
最近では、AppleやLINE、Amazonなどのフィッシング報告が多く、フィッシングに悪用されたブランド件数は増加傾向にあり、今後も被害拡大が予想されます。
最近起こったフィッシングに関するニュース
- メルカリをかたるフィッシング (2019/04/03)
- LINE をかたるフィッシング (2019/03/06)
- ゆうちょ銀行をかたるフィッシング (2019/03/04)
- VJA グループ (Vpass) をかたるフィッシング (2019/03/04)
- Amazon をかたるフィッシング (2019/03/04)
詳しくは
フィッシング対策協議会 をご覧下さい。
フィッシング詐欺に遭わないためには、以下のような対策が有効です。
BIGLOBEのサービスも活用してインターネットを安全に利用しましょう。
1.怪しいメールに注意。最大の予防は受け取らないこと!
急なアカウント確認の通知など、「これはちょっとおかしいぞ?」と思うようなメールを受け取った際には、焦ってリンクを開いたりせずに、注意深く内容を確認しましょう。
最大の予防は受け取らないこと。迷惑メール対策サービスを活用しましょう。
BIGLOBEメールでは迷惑メールやフィッシングメールを自動的にブロックできる、「迷惑メールフォルダオプション」を提供しています。サーバ側で迷惑メールやフィッシングメールを発見して自動ブロックするので、怪しいメールを受け取ることがなくなります。
「迷惑メールフォルダオプション」を詳しく見る
2.リンクはすぐクリックせずに、必ず確認!
怪しいメールのリンクは、絶対にクリックしないようにしましょう。見た目は正しいURLのように見えても、実際のリンク先がフィッシングサイト、というようなケースも有ります。メールのリンクを開かずに、正しいURLを直接ブラウザに入力する、ブックマークなどからサービスページを開くなどを心がけましょう。
3.判断が難しい場合は、専用ソフトの導入も検討
最近のフィッシング詐欺は手口が巧妙化し、見た目だけでは本物なのか詐欺なのか、区別がつかないケースが増えてきています。必要に応じて、詐欺サイトをブロックする専用のソフトウェアの導入も検討しましょう。
BIGLOBEでは、詐欺サイトにアクセスしようとすると警告してブロックする「インターネットサギウォール」を提供しています。
ネット詐欺対策に特化しており、一般的なウイルス対策ソフトでは検知が困難なフィッシングサイトでも自動で検知しますので、被害を未然に防ぐことができます。
「インターネットサギウォール」を詳しく見る
「迷惑メールフォルダオプション」がおすすめ