アクセスポイントの無断利用と通信傍受!あなたの家の無線LANは大丈夫?
無線LANにはケーブル配線が不要という利点があります。しかし、電波は目に見えないため、届く範囲がわかりません。家の外でも電波が届きさえすれば誰でも受信できてしまいます。つまり、通信の中身を盗み見られる危険があるのです。
危険1:プライバシーの漏えい
セキュリティの甘い無線LANを使っていると、勝手に接続した他人の端末から、パソコンの共有フォルダなどが見えてしまいます。プライベートな情報を共有設定していた場合、友達とのメールを見られたり、大切な写真を盗まれるなど、あなたのプライバシーが脅かされることがあります。
危険2:IDやパスワードの漏えい
セキュリティ対策をしていない無線LANは、スキルがある人(第三者)ならカンタンに侵入できてしまいます。侵入された場合、ネット通販で入力したクレジット番号やパスワードなどを悪用され、実被害を被る可能性があります。
危険3:迷惑メールの送信元にされる。
アクセスポイントが誰でも自由に使える状態だと、近所の人や、車などで通りがかった悪意のある人物に無断で利用されてしまうことがあります。
例えば、車で住宅街を徘徊し、セキュリティ設定の甘い無線LAN機器を見つけ出して、悪質な業者が、迷惑メールの送信に勝手に利用したりします。
プロバイダ側からは、無線LANが悪用されているかどうかは残念ながら分かりません。迷惑メールのクレームが突然、あなたのところに来るかもしれません。
危険4:隣の人にタダ乗りされる
無線LAN機器は、見通しのきく範囲なら100m程度、壁を隔てていても10mくらいの距離なら接続可能です。セキュリティ設定を正しく行っていない無線LAN機器には、隣の家からでも簡単に接続することができるのです。
無線LANを利用するのが不安になったあなた。大丈夫!セキュリティをしっかりすれば、安心して利用できます。